ボカロとインターネットと偶像

今日すごく久しぶりに友達とカラオケに行った。

元々RADWIMPSが好きで仲良くなった中学時代の同級生というのもあり、懐かしい曲を歌う流れになって、その子がボカロに詳しかったので色々入れてくれた。

それで、改めて、本当に今更ながら、ボカロ文化ってめっちゃすごくない!?と思った。

 

米津玄師さんみたいな才能を開花させる場としてももちろんすごいし、

そうじゃなくても、元々離れたところにいた 曲を作るのが得意な人

と 絵を描くのが得意な人 が、ボカロを媒体として出会って、コラボしてPVを作って、それに沢山のファンがいて。

無かったはずの出会いと作品と沢山の人の楽しい時間を生み出していて、最高のポジティブインターネットという感じだ。

最近、広まりすぎたインターネットの弊害に辟易することが多かったのもあり、余計にボカロの世界が素敵に見えた。

 

あと、ぞわぞわしたのが初音ミクのライブ映像。

大きな会場に集まった沢山の人が皆、

"映像"に向かってサイリウムを振っている。

まさに"偶像"じゃん…。となった。

一見異常だけど、生身の人間のアイドルのライブと本質は変わらない。

普段当たり前だと思ってるから気づかないだけで、

人間ってすっごいキモいし狂ってるし面白いよなあって視覚で認識できた感じがした。

 

というわけで、これまで2,3曲しか知らなかったボカロに今更興味がわいてきた!

昔は、オタクって思われたくない、みたいな自分の外部の価値観によって敬遠していたんだと思う。

最近やっときちんと価値観を自分の内部に持てるようになって、素直に見られたから面白さに気づけたんだと思う。(本当良かった〜!)

色々聴いてみよう。