今日は気になってたお店にたくさん行けた。
下北沢の旧ヤム邸シモキタ荘と、中目黒の東京台湾。どちらもすごく良かった。
また行きたい!と思ったのは、単純にすごく美味しかったのもあるけど、店員さんのホスピタリティとか、店内や料理への手間のかけ方にすっかり感動してしまったからだ。
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旧ヤム邸シモキタ荘はカレーのお店。
ほうじ茶のカレーと、鰹のカレーのあいがけ。お米はジャスミンライス、ターメリックライス、玄米から選べる。
聞いたことない組み合わせなのと、選べるってのがいい。わくわくする。
付属のスープを途中でかけて味の変化を楽しめるというのもいい。最後まで楽しい。
窓際の席は天国みたいだった。建物自体素敵だけど、店の外にぶどうの木が植わってて、木漏れ日の感じが心地よくて、こだわってないとこれは作れないって空間だった。
あと驚いたのが店員さんの優しさで、
並んでいる間水と日傘を用意してくれたり、
隣の席の「辛いのが苦手(ならなぜカレー屋に来た?と私なら思ってしまう)」というちょっと偏屈そうなお客さんにもすごく丁寧に対応していたり。
おかげですごくいい気分でお店を後にすることができた。
東京台湾は台湾料理のお店。
予約でいっぱいだったんだけど、1時間でよければと言って入れてもらえた。ありがとう…。
台湾雑貨で溢れる店内。かわいい。オリジナルTシャツあるんだ。
メニューがどれも凝っていて、ポテサラが芋二種類とトマトをスパイスで味付けて、さらにきな粉がかかってるっていう前代未聞の美味しい物体だったりした。
ここでも感動したのが店員さんで、
料理ひとつひとつ丁寧に説明してくれるわ、予約ある中で入れて貰ったのはこっちなのに「時間短くてすみません〜」と何度も言ってくれるわ、帰り際色々話しかけてくれて見送ってくれるわで、「なぜそこまで優しいのです!?」と思うくらいだった。
あともうひとつ今日美味しかったのが、下北沢で休憩がてら入ったベトナム料理スタンドのシントー(ベトナムのスムージー)。最初ストローで吸えないくらい、苺がみっちりたっぷりだった。実家の庭で採れたベリーで作ってたやつを思い出した。
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今日良いな〜と思った三軒に共通してるのが「別にやらなくてもいいことをやってる」ってところだ。
日傘もカレーの上のミョウガも付属のスープも、ポテサラのこだわりもたっぷりの苺も、たぶん少し削ったって問題ない。それこそ、コストを下げてインスタ映えだけを重視するのなら。
丁寧な説明もお客さんとのコミュニケーションも、必要最低限あればいいのに、それ以上をしてくれた。
利益率とか効率とかを重視する人からしたら、こういうのは無駄な行為なのだろう。
でも、それがあったからまた行こうと思えた。
それに、丁寧な料理と真摯な接客を目の当たりにすると、こちらもそれに応えたくなる。
いつもより笑顔で「ありがとうこざいます」と言いたくなるし、お店が混んでたら気を遣って早めに出よう、とか思える。
そういうプラスの連鎖が続けば、自然といいお客さんが集まってくると思う。
必要最低限でいいや、じゃなくて、それ以上のところにきっと人の心を動かす力があるんだろう。それは、伝わる人には必ず伝わる。
飲食店に限らず、誰かに向けて何かを作るとき、するときに「別にやらなくていいこと」できるようになりたいな。
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帰ったらアメトークやってた。フジモンさんが、カプリコを高速で食べてんのがおもろかった。食べた後に、指で口をちょちょちょってするのが良い。しなくてもたぶんおもろいけど、した方がずっと良い。これも「別にやらなくてもいいことをやる」なのかも?
あと全然関係ないけどゆりやんも面白いなあ。ゴールデンタイムに乳首ポロリ水着になれるのまじですごい。
いまはずっと楽しみにしてた凪のお暇最終回を観てる!カラオケのシーンで既にちょっと泣きそう。感想はまた明日にしよ。